あれだけゲーテが絶賛してるし
どんな感じ?
と興味本位で行ってみた。
『グエルチーノ』展
国立西洋美術館で開催中(〜5/31)
とは思いつつ、
バロック絵画とか宗教画とかは
少々苦手、という先入観ガッツリなので
ツイツイ先延ばしにしていたら
ギリギリ
良い。
ジワジワと良い。
何かとても良い。
細胞が安心する感じ。
大好きかも。
久しぶりに絵の前で固まって
動きたくなくなる心地よさ。
グエルチーノって良く知らないから
無責任に勝手な事言わせてもらっちゃいますけど
人柄がとても良い気がする。
イジワルな人には
描けなさそうな絵?(笑)
フェルメールは今回みられなかったけど
ゼンゼンこっちで大正解!
こんないい絵を
こんなにじっくり独り占めなんて
これこそ理想的な絵画鑑賞☆☆☆
今年に入って見た中で
一番良い展覧会だったかな。
イタリアでバロック絵画、宗教画を観すぎて
息が詰まるような重〜い気分になったのは
一度に沢山観すぎたからか、それとも
画風に関係なく絵の質によるのかは
よく分からない。
いつの日か
チェント市立絵画館が復興したら
行ってみても良いかも。
2012年5月に地震で大きな被害を受け
閉館状態なんだそうで、
今回の展覧会は収益の一部が
絵画館の復興に充てられる
との事です。
行って良かった☆
好きな画家が一人増えちゃった。
グエルチーノ。
何か本を探してみるのもアリかも。