最近読んだ本の話。
こちらの本を読む機会があった。
「どの子も違う」中邑賢龍(中公新書ラクレ)
タイトルだけ見ると、一般的な子育ての本
といった感じは否めないが、中邑教授の本
という事で読み始めたら、とてもおもしろかった♪
最近本を色々と買いあさっては読み散らしているが
結局、面白かった〜♪
と思えるのは著者の人間性が滲み出ていて、
鮮度を感じ、まっすぐ届く何かがあるかどうか
なのかもしれない。と思ったりした。
子供代表の大人、子供の才能を伸ばすのみならず、
自己プロデュースでご自身の才能を伸ばす事に成功した子供が
大人になったらこうなりました、
といった印象でちょっと楽しくなってしまった。
自分自身は子供という枠からかなり外れた年齢だが
自分の子供時代と今とは根っこの部分で変わらない何かが
あるような気がするし、この本に共感できる部分が大いにあり。
自分が子供の時にこんな考えの大人がそばにいたら
もっとのびのびと楽しい子供時代を謳歌できたかも?
言葉にできない辛い思い、苦しい思いなどは
こうやって伝えれば良かったのか、などなど
今更ながら学ばせて頂く事も多々あり。
子供に限らず、会社や地域や家族間でも
同じような要素はイヤになる程よく見かけるし、
自分自身も違和感がつきまとったりする事もありつつ
こんな本を読んだ後は、爽快感と愉快感が
心の中で飛び跳ねる感じがして
思わずブログにしたためてみたくなったのでした。
タイトルの「どの子も違う」
「どの人間も違う」でもいいかも(笑)
周囲の人間を見る目がちょっと温かくなるような
優しさが伝わる本でした♪