お味噌作り♪
ずーっと以前から気になりつつ
人生で一回くらいは試してみてもいいよね〜
などと思っていた。なぜなら
何度か手作り味噌を頂いた経験があるが
「意外と簡単なのよ〜」
「作り方シンプルよ〜」
「楽しいわよ〜」
「安心で美味しいのよ〜」
などなど私の大好きで心惹かれるキーワードと
知ってか知らずか、皆さま異口同音におっしゃるので
私の好奇心が発動しないわけがない(笑)
しかし。。。
人の言うとーり、同じように〜
が退屈に思えてしまうやっかりな性分。なのに
何も知らなすぎて、どこからどう始めたら良いか
調べるところから始めなきゃ、の状態なので
ある程度時間は必要だよね〜ってことで
行動に移せていなかった。そして、この度一念発起して
取り掛かってみたところヘトヘトに疲れた。
という話(笑)
当然作るからには原材料にこだわります(笑)
商売だったら儲けが出なくて経営者が困り果てるような
目指せ”スペシャル手前味噌!”感を掲げつつ
まずは無農薬の高品質の大豆を探すところからスタート♪
麹にも米麹、玄米麹、麦麹などがあるらしく
単品で作るかブレンドで作るかによっても
味が違ってくるらしい。
原材料や製造工程にこだわった麹を探しつつ
普通は米麹で作るのがメジャーみたいだと知ると
ナゼか初心者のくせに
違う物にチャレンジしてみたくなる性分。
手に入れるにも探さなきゃだし、メンドクサイの承知で
難しそうな厄介そうな方向へ進むmy味噌作り(笑)
結果、自身の感性のまま玄米麹と麦麹でいってみることに。
だって予測不能な感動的なお味噌が
できちゃうかもしれないし〜(笑)
色々なレシピに目を通してみた結果、
大まかな分量はしっかり守りつつ、
豆の種類や麹、お塩は好みのセンスでブレンド。
吉と出るか凶と出るかは
一年後にならなきゃ分からない〜
たのし〜ぃ♪
美味しいお水でしっかり洗って
たっぷりのお水の中で一晩眠ってもらい
またお水を変えてお鍋でコトコト。
それにしても
煮ただけの大豆がこんなに美味しいとは!!!
今回はお味噌の分しか計ってないから
味見しすぎに要注意。
どうせ煮るなら何で多めの分量にしなかったかなぁ(´-ω-`)
などと反省と後悔の中
数粒の大豆を噛み締めつつ
シンプルな大豆の美味しさに身を浸した瞬間でした。
表現が大袈裟〜
って思うけどホントにシミジミ美味しい。
水の状態で大豆を投入してから
指でつまんで潰れるくらい柔らかく煮るのは
時間がかかるが、焦らずコトコトじっくりと。
圧力鍋は使わない。
と言うより持ってない。
だってなんか怖いんだもん(笑)
自分が豆だったとして。。。
手間隙かけず時間短縮のために
圧力鍋で一気に圧をかけられるより
じっくりお鍋てゆっくりの方が嬉しい。
何それ(笑)
今まで煮物とかでも大豆を食べてきたけど
マメの品質が良いのか、ここまで柔らかくジックリ煮たのが
影響しているのか他に何かあるのかわからないが
ただ水で煮ただけの大豆の甘味、風味がここまでとは
知らなかった。
この煮汁って「精進出汁」ってヤツじゃない?
とフと思ったので煮汁を味見してみたら
シミジミ旨い(´-ω-`)
ちなみに「精進」とは・・・
「雑念を去り一心に仏道修行する」
と言う仏教用語に由来するらしい。
真剣勝負の手前味噌作り、
ある意味修行みたいかも。にしては
ゆっる〜ぃ感じで楽しすぎるけど(笑)
その後、茹で上がった大豆を
潰す、つぶす、ツブス。。。。
食べるとあんなに柔らかいし指で潰せるのに
ボウルの中で大量の大豆を潰すのは結構な労力だと気づく。
腕、痛い。
疲れる〜
とヘタリそうになりつつも美味しい味噌のために
頑張っちゃうもんね〜。
ナゼこんなに味噌に命かけてるのか自分でも不明(笑)
その後、塩きり麹(麹と塩をまぜたもの)と大量の
大豆のペーストを素手で、泥遊びをするかのごとく
いくつもの団子状にまとめ上げ、
準備しておいた入れ物に叩き込んでいく。
物騒な物言いのようだが空気を抜くための大切な工程である。
拳でギュと押し付ける作業も結構体力いるし(笑)
最後になってプチハプニング。
用意した入れ物に入りきらな〜ぃ^^;
で、きゅうきょダイジョブそうな入れ物を用意して
余った分を詰め込んで〜と
無事に味噌仕込み終了。
できることは全力でヘトヘトになるほどやり切ったので
あとは時にお任せして収穫を待つのみ(笑)
かなり真剣に味噌作りを楽しんでしまった。
楽しかった〜♪
次、シーズン的にらっきょうの甘酢漬け
いきます(笑)