『顔真卿』展に足を運んでみた
という話。
見渡す限り文字ばかり、
という展覧会に足を運ぶのも久しぶり。
今回初めて知った顔真卿(がんしんけい)
当然の事ながら、墨の色や紙の白といった
彩り豊かな色彩の絵画とは違う
渋くて力強くて、でも
なんだか美しく。。。
繊細に発する何かをキャッチしようと
感覚を研ぎすませて書の世界を堪能、
というには人が多すぎで
ザワザワ感にすっぽり覆われた気分(笑)
近くに行ったついでに待ち時間を見たところ
0分だったので入館してみたものの
話題の「祭姪文稿」を見るためには
それ専用の列が設けてあり、
そこで1時間待ちとアナウンス。
せっかくだから並んでみたけど
そんなに待つ事はなく、さほどストレスを感じることなく
しっかり見る事ができて満足♪
書は体をあらわす、などと言いますが
今回、有名どころの文字を比較して見た時
顔真卿の文字を見ている時の心地良さ、
にじみ出るバランスの良さ、安心して
正面からじっくり見ていたくなる感じ
などなど、きっとお人柄もこうだったに
違いない・・・などと思いつつ
ヘトヘトに疲れて会場を後にしたのでした。
その後フレッシュジュース一気飲み(笑)
さて、個人的にはほぼ何も情報がない状態の顔真卿。
ちょっと興味がでたので、少しずつ
掘り下げ作業を開始しようかな
などと思っている今日この頃。
素敵な硯や筆や墨などが欲しくなってしまった(笑)
書。。。シンプルだけど奥深いなぁ
「顔真卿」展
東京国立博物館 〜2/24(日)