ボチボチ・blog

気ままに 気まぐれに ボチボチ・・・

球根を買ってみた

チューリップの球根。

ティーンエイジャーの甥っ子は多趣味である。

その一つに植物を上手に成長させる才能がある。

 

数年前、とあるホームセンターへ一緒に行き、

お花のコーナーを見ていた時のこと。

片隅に追いやられた鉢、胡蝶蘭の花の終わった

茎だけになり葉っぱも元気がない状態の鉢を

じっと眺め、直後に発した言葉は

 

「これ欲しい」

え(・ω・)?

これ処分されるヤツかもよ

なんでコレ??

 

「また花を咲かせたい」

えっ???胡蝶蘭って育てるの難しいかもよ。

 

「それでもやってみたい」

と。

 

綺麗に咲き誇っている花より

誰も目を向けないであろう、

欲しいとも思わないであろう

弱った茎と葉っぱだけになった鉢を

持ち帰ってまた復活させたいという

発想、感性にビックリ。

そして2鉢購入後、目を輝かせて

大切そうに持ち帰る姿にちょっと感動してしまった。

 

その後ネットで育て方を調べたり、

ラン展に足を運んで出店業者さんのおじさんと話をして

興味深い情報をもらってみたりしている。

今のところ花は咲いていないようだけど

元気に葉っぱが成長している模様。

 

同時進行でスーパーで購入したバラを

あれこれお世話して再び花を咲かせて

プレゼントしてくれたり、バジルを種から育てて

苗をくれたり、食用のニンニクやキャベツなどなど

色々な切れ端を育ててみたりして楽しんでいる(笑)

 

都会のマンション暮らしなので、場所的に

ベランダのスペースにもリビングにも限界があり

家族たちからは、うちは植物園になるのか?

と訝る様子も垣間見られるような。。。(笑)

 

そんな感じでもマイペースで植物を楽しんでおり

現在はチューリップを植えたいとの事なので

一緒に買いに行ってみた。

私は赤、甥っ子は白を購入。

一袋に複数個入っているので半分ずつ交換。

 

こちらは未だに購入してきたまま

植えてない状態で、早く植えなきゃ

などと焦っていたりするが、一方で

甥っ子の方はすでにしっかり植え付け完了。

植物とコミュニケーションが

しっかりできているのかもしれない。

 

ひょうひょうとしているのに

面白い味が滲み出るような新たな世代の人。

いつも鮮度が高いエネルギーを

運んできて面白がらせてくれるので

ついついお財布の紐が緩んでしまう。

もしかしたらこの辺りも

キュートにしたたかに計算済みだったりして(笑)

それを差し引いたとしても

自分には持ち合わせていない要素は

それ以上の価値があるような気がする今日この頃。

 

最近あちこちで野生?の彼岸花を見かける。

お彼岸に彼岸花、ぴったりではあるが

何だかあの花を見ると独特な感覚に陥る。

楽しいとはやや反対方向な感じになるのは

なんで?だろう(・ω・)